エジプト⑬5日目アブシンベル神殿

アブ・シンベル神殿

またまたでました、ラムセス2世♡

により紀元前1250年頃に造られました。

4体のラムセス2世の座像がインパクト大!高さ約22m!

見るだけでとても楽しめます。

名前を知らなくても、見たことある人もおおいのでは?

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前の記事でもご紹介しましたが、エジプトの有名人!!

新王国時代第19王朝に君臨したラムセス2世。

当時にしては珍しく180㎝もの長身、20代で即位後、

果敢に外征を行い征服王として名を馳せ、40人以上の妻と

100人以上の子供ももうけ、90歳まで生きたご長寿!!

ラムセス2世がエジプト中に建設した神殿は数多く、

中でもトップクラスで規模が大きく、美しいとされるアブ・シンベル神殿

アスワン・ハイ・ダムの建設計画により、水没の危機もあったが、

ユネスコの協力により危機を免れ、この事がきっかけで、

世界の遺跡や自然を守る「世界遺産」という制度ができたそうです。

 

この日は、朝日の中のアブシンベルを見る予定でしたが、

いまいちのお天気でした('_')

 

自らを太陽神ラーと名乗り、当時のエジプトの王ラムセス2世。

壮大な大神殿の正面には、一際目を惹く高さ20メートルにもなるラムセス2世像が

計4体。これはラムセス2世の青年期から老年期までを表わしているそうです。

足元には、王妃や王子の像やレリーフが置かれています。

ラムセス2世の自己愛なのか、とても強い権力を持っていたのがよくわかります。

小神殿はラムセス2世の愛する妻ネフェルタリのために

造られたものと言われています。第一王妃であるネフェルタリへの愛は極めて強く、

結婚25周年を記念してこの小神殿が送られたそうです。

体格だけじゃなく贈り物のスケールもデカイですね(笑)

 

 

アブシンベルの朝日

大神殿の最奥には、4人の神像が祀られていて、

太陽神ラー、神格化されたラムセス2世、王の守護神アメン・ラー

メンフィスの守護神プタハ。

この像は年に2回朝日によって照らされる設計になっていて、

本来はラムセス2世の生まれた日(2月22日)と、王に即位した日(10月22日)に

起こる現象でしたが、移築後、若干のずれが生じてしまい、

今は年によって日にちがずれるそうです。

その2回は人気で、大混雑するそうです。

また、プタハ神は地下に住んでいる神であるため、

光が当たらないように設計されているそうで、

古代エジプト人の技術にはびっくりですね!!

 

音と光のショー

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いろんな神殿で、夜はライトアップやショーをやってますが、

アブシンベル神殿も楽しめるようになっています。

午後7時頃からスタートする音と光のショーはとてもおすすめ(*^_^*)

街灯も少なく暗い中を見に行くショーは、子供のころ夜に遊べる

盆踊りやお祭りに行くようなわくわく感を味わえます。

アブシンベル神殿に関わる歴史を、プロジェクションマッピング

映し出し、闇夜に光る美しい星とアブシンベル神殿は必見!

 

ナレーションはその日の、観光客の割合が多い国の言語で流れます。

この日は、イタリア人観光客が多かったのでイタリア語で、日本人には

ガイドイヤホンが配られました。