エジプト③1日目 ルクソール東岸 ルクソール神殿
ルクソール神殿
アメン神(空気の神様)を祀る為と、の妻ムト神の婚礼を祝う「オベト」という祭礼を行うために作られた神殿。(約3500年前)
ルクソール神殿は、発掘されるまでは神殿の3分の2は埋もれていてイスラム教徒が
暮らしていたそうで、アブ・エル・ハッジャージというモスクがあり
現在も使われているそうです。
ルクソール神殿はカルナック神殿に比べると規模ではかないませんが、
見どころ満載でした。
神殿見た後に、また神殿とも思ったのですがここも外せないスポットです。
カルナック神殿同様、チケットを見せたら手荷物検査を通り中に入ります。
中に入るとすぐに、みどころポイント♡
みどころポイント①カルナック神殿とつながっていた参道
カルナック神殿から約3㎞それぞれの神殿に向かって、
スフィンクスが並んでいるところから、参道でつながっていたそうです。
この写真だとわかりずらいのですが、スフィンクスの頭がカルナック神殿は
羊の頭でしたが、こちらは人の頭になっています。
この違いを踏まえてスフィンクスを楽しみ、二つの壮大な神殿が参道でつながっていたことを想像するととても神聖な気分を味わえた気がします。
無宗教で私利私欲な私ですが、このような宗教的な遺跡や建築物をみると、
神聖な気持ちになるのはなんでだろう・・・・?
みどころポイント②パリへ行ったオベリスク
さっそくルクソール神殿に向かうとエジプト人の憧れラムセス二世と一本のオベリスクが迎えてくれます。
このオベリスク旅行好きな人は、なんか見たことあるような気がしませんか?
この対になるオベリスクは、ナポレオンがエジプトに大時計をプレゼントし、
お礼に軍隊総動員でもらって帰って?(笑)パリのコンコルド広場にあります。
こんな話でつながると旅行が楽しくなりますね!
ナポレオンがプレゼントした大時計は、カイロのムハンマド・アリ・モスクに
あるそうです。
見どころポイント③みんな大好きラムセス二世の中庭
エジプトに行ったら、必ずラムセス二世の名前は耳にするほど大人気。
ラムセス二世は諸説ありますが、24歳で即位して66年間統治し、
平均寿命35~40歳の時代に90歳まで生きたご長寿。
約40人もの妻との間には、111人の息子と69人の娘。
非常に優れた戦士で、古代エジプト人の平均身長が160~165㎝だが、
180㎝と非常に体躯に恵まれた人物。
隣国ヒッタイト(今のシリア、トルコにあたる)との長きにわたる紛争では、
「世界初の平和条約を締結」という歴史も残し、外交でも内政でも
古代エジプトの黄金期を築いた最も偉大な、偉大過ぎるファラオ。
富と権力と強さの象徴である建造物も規模も数もダントツトップで、
建築王とも呼ばれるほどで、エジプトで一番人気ファラオ♡
強くて権力も富もあり女の人にモテモテ、今のエジプトの観光産業を支えるほどの
建築物を残したラムセス二世、エジプト人でなくても好きになってしまいますね(^_-)-☆
そんなラムセス二世の中庭には、たくさんの像があります。
エジプト観光に行くと、ラムセス二世の像やカルトゥーシュ、壁画はたくさん見るので
ラムセス二世の写真ばかりになるのでここは写真は控えておきます(^^♪
全世界のラムセス二世にファンには、たまらない中庭おすすめです。
見どころポイント④:かわいらしい夫婦の像
なんだかかわいらしくカップル像で微笑ましいなぁと思ったら、
誰もが知るツタンカーメン。
日本では一番名前の知られているファラオかなあと思うのですが。
ツタンカーメンは10歳で即位し19歳で亡くなった若きファラオ。
そのため、他のファラオに比べて残っている像は少ないので希少です♡
ツタンカーメンは短い生涯で、国民の王家への信頼を取り戻すべく尽力し、
父を慕い、妻アンケセナーメン一人を深く愛した愛情深いファラオ。
是非、かわいいカップル像なのでで見てほしいです!!
みどころポイント⑤:ミン神の武勇伝!?
このレリーフを見ると、どの国の人も同じ反応、ニヤニヤしてしまいますね(笑)
ごらんのとおり、生殖と豊穣の神様ミン神です。
写真では、わかりずらいと思いますが、片手と片足がりません。
ガイドMさんに聞いた、ミン信の神話?逸話?武勇伝!?な話があります。
「戦争が3年続き、男たちはみんな戦争に駆り出されてミンだけが国に残った
男はミンだけで後は女だらけ、3年後男たちが国に帰ると妻たちが妊娠していました。
罰として、ミンは右腕を切り落とされました。
そしてまた同じような戦争が起きて、
男たちは戦争に駆り出されミンだけが残った、、、そしてまた同じことが起こった
罰としてミンの左足を切り落とした。
ミンに、なんでそんなことをしたのかと尋ねると、
戦争中は男たちが居ないから子供が生まれないのに、戦争に行って亡くなったら
国が困るので、みんなのためにやったのだ、と答えた。」
なぜ妊娠させた罪なのに、手足を切ったのか?切る箇所間違えているような?
片手と片足を切られても国の為に・・・健気なような性欲的な煩悩なのか?
ちょっと不思議なエピソード面白かったので、このレリーフ探してみてください。
黒ずんだところを触るとご利益あるそうです♡
※うろ覚えのエピソードなのでちょっと違ったらごめんなさいです。※
次はデンデラのハトホル神殿へ